こんにちは。**愛知県額田郡幸田町にある うおずみ歯科クリニック(小児歯科対応)歯科医師 院長 魚住大樹**です。
お子さまが転んだり、ぶつかったりして、歯や口元をケガしてしまった…。
そんなとき、親としては「どうすればいいの?」と慌ててしまいますよね。
実は、歯の外傷は子供にとって非常に多いトラブルです。
特に前歯をぶつける事故は0〜6歳の乳幼児に多く、永久歯に影響することもあります。
この記事では、小児歯科の視点から「歯をぶつけたときの応急処置・受診の目安・その後の対応・予防策」まで、わかりやすく徹底解説いたします。
また、「幸田町で子供の歯のケガに対応できる歯医者」を探している方にも役立つ情報となっています。
子供は活発に動き回るため、以下のような場面で「歯の打撲」や「折れ」がよく起こります。
転倒(ベッド・椅子・階段など)
ジャンプや走り回っての衝突
スポーツ中の接触やボールによる打撲
ブランコ・滑り台など遊具での事故
年齢 | 傷害リスク | 備考 |
---|---|---|
1〜3歳 | 高い | 歩き始め〜走り始めの不安定な時期 |
5〜7歳 | 中程度 | 外遊びや自転車事故、永久歯に生え変わる時期 |
9〜12歳 | スポーツによる衝突が増加 |
症状 | 内容 | 応急対応 |
---|---|---|
歯がグラグラする(動揺) | 歯根膜の損傷 | 触らずに早急に受診 |
歯が折れた | 歯冠破折・歯根破折 | 折れた歯を保管して受診 |
歯が抜けた(脱落) | 完全脱落・脱臼 | 牛乳や生理食塩水で保管し急いで歯医者へ |
歯ぐきから出血 | 歯根・歯肉の損傷 | 圧迫止血し受診 |
歯が変色してきた | 死髄・神経の損傷の可能性 | 要観察・必要なら治療 |
まずは落ち着いてお子さまの状態を確認しましょう。出血・意識・顔色など全身の状態も観察します。
ガーゼやティッシュで10分程度圧迫して止血します。
歯の根っこは絶対に触らない
水道水でゴシゴシ洗わない(歯根膜が剥がれてしまう)
牛乳、生理食塩水、または「歯の保存液」に浸けて持参
グラグラしていても抜けていなければ、そっとそのままにして受診してください。
歯を正しい位置に戻して「固定処置」(スプリント)を行うことが多い
数週間の経過観察が必要
欠けた部分が小さければコンポジットレジンで修復
神経が露出している場合は「神経の保護処置」または「根管治療」
条件がそろえば**抜けた歯を元の位置に戻す「再植」**が可能です
特に乳歯では再植しないことが多く、永久歯が生えるスペースを確保して経過観察する方針になります
歯が抜けた・折れた・大きくグラグラする
歯ぐきや唇の出血が止まらない
顎の骨が腫れている・痛みが続いている
歯が黒ずんできた
食事や会話に支障が出ている
見た目に異常がなくても、歯の根や神経が損傷している場合も。
時間が経ってから「歯が変色」「膿が出る」などのトラブルにつながる可能性があります。
歯が変色する → 神経が死んでしまうと黒く変わることがある
永久歯への影響 → 乳歯の外傷が、下に控えている永久歯にダメージを与えることも
歯並びの乱れ → 歯の脱落や破折でスペースが変化すると歯列不正になる可能性あり
そのため、初期治療だけでなく長期的な経過観察が非常に重要です。
特徴 | 内容 |
---|---|
小児専門の器具・診療体制 | 怖がりなお子さまも安心 |
保護者への丁寧な説明 | 現状・処置・今後のケアまでしっかりお伝え |
定期チェック体制あり | 外傷後の経過を見守る仕組み |
急患対応OK | 緊急時もできる限り早急に対応 |
室内では角の保護クッションを使う
ソファやベッドからのジャンプを控える
歯ブラシ中の歩き回りは禁止
スポーツ時はマウスガード(特に永久歯が生えそろった頃)
落ち着いて対応すること
歯の状態を記録・写真で残す
定期的に歯科受診しておくと、外傷時の判断材料になる
歯の外傷は子供によく起こるトラブル
正しい応急処置と早期受診が将来の健康に直結
幸田町で小児歯科対応の歯医者をお探しなら、うおずみ歯科クリニックへ
所在地:愛知県額田郡幸田町相見駅徒歩4分
休診日:日曜・祝日
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幸田町の歯科医院(歯科・歯医者)
🦷 小児歯科専門対応/予防・矯正・外傷まで一貫対応
「お子さまの“もしも”の時に頼れるかかりつけ医」として、
うおずみ歯科クリニックは、幸田町で地域のお子さまの笑顔を守ります!